長 柄 神 社
(ながらじんじゃ)


御所市長柄271


御祭神  《主》下照姫命


令和4年4月8日(2022)



MAP


DSC06033.JPG

長柄の地名は長江(ながえ)が長柄(ながえ)
になり、音読して長柄(ながら)になった。
長江はゆるやかく長い葛城山の尾根(丘陵)
を意味し、ナガラは急斜面の扇状地
に残った古語であるともいわれる。
この神社の祭神は、下照姫命であり、
俗称を姫の宮といわれている。
本殿は昭和33年3月20日、
奈良県重要文化財に指定された。
一間社春日造り、桧皮葺、丹塗の建物である。
細部に禅宗様(唐様と称した手法)が見られる
優秀な建築である。ここに棟札(むなふだ)
が保存されていて、最古のものは正和元年
(1312)鎌倉時代花園天皇の代にあたり、
以下17枚に及んでいる。建築様式上から
正和まで古く見ることは困難であるが
室町中期の頃と推定することができる。
軒から屋根に及ぶ材料が新しいのは、
後の改修によるものとしても、その他の部分も
風蝕が極めて少ないのは、恐らく覆屋で保護
されていた為であろうといわれている。
また、手水屋は朝原寺から移したもの
ということである。(神社庁HPから引用)
IMG_0674.jpg

(神々の道から/.鳥越憲三郎 文・片岡敏男 写真、から)
DSC06034.JPG
DSC06037.JPG
DSC06035.JPG
DSC06025.JPG
DSC06027.JPG
DSC06028.JPG
DSC06022.JPG
DSC06021.JPG
DSC06026.JPG
DSC06029.JPG
DSC06039.JPG
DSC06031.JPG
DSC06032.JPG
DSC06044.JPG
DSC06038.JPG
DSC06036.JPG
DSC06030.JPG


DSC06042.JPG
DSC06041.JPG
DSC06040.JPG
DSC06045.JPG
DSC06046.JPG